何度か会食をしていると、意外と平気で会食出来たりする場合があります。体調によりますが、大きい影響があるのは一緒にいる相手の人によるものですね。
初めて一緒に食べる相手がいる場合はほとんど食べられません。今回は経験上、どんな相手が一緒にいる時、症状が出ていたかを綴っていきます。
この記事を読んでもらいたい人
・会食をする機会がなく、この人となら大丈夫ということがわからない
・どんな人と一緒に会食をすると症状が出やすいかを知りたい
・自分の症状と比べたい
こちらの記事は会食恐怖症について書いたものです。よくわからないという方はぜひ読んでみてください。
症状が出た時の相手はこんな人
あぁ、苦手な人と会食だぁ。
苦手な人がわかったの?
ある程度はわかってきたよ。立場が上で言い返してくる人は苦手だなぁ。
父親(小学校)
小学生だった頃、風邪で体調を崩し父親と一緒に病院へ行った帰りのことです。チェーンフード店に立ち寄り牛丼を頼みました。まだ会食恐怖症という言葉も知らない時期です。店内の中では喉が塞がるような感覚で飲み込むことが出来ずに、食べられませんでした。
風邪で体調が悪かったため食べられなかったんだな、と思っていたんですが、この時、何個かテイクアウトで持ち帰ったものがありました。家に帰ってきてからすぐお腹が空いていたので一つ食べていたら父に「店では食べなかったのに家だと食べるんだな。』と言われてショックを受けたことを覚えています。このときは会食恐怖症という存在を知らなかったので、自分でもなぜ店では食べられなかったか、なぜ家に戻ってきてからだと食べられるのか分かりませんでした。
学校の先生(中学校)
中学校時代に野球部で活動をしていたんですが、地区で大会があり大会後に顧問の先生からの奢りでラーメン屋さんに行ったんです。
普段から少し怖い先生で、練習で失敗して時には怒鳴られたりしていました。
その怖い先生がラーメンを奢ってくれたんですが、奢られる=全部食べなければいけない。という意識になってしまい緊張して食べられませんでした。
このときは食堂に入って、注文をしてからの待ち時間があると食べられなくなると思っていましたね。会食恐怖症という恐怖症を知ったのは社会人になってからなので、中学校だった当時は【待ち時間が苦手】だと思っていました。
先輩(高校)
高校時代に先輩が車の免許を取ったのでいろいろな場所へ連れて行ってもらった。カラオケ、釣り、ゲームセンターなどで遊んでいるときは楽しかったんですが、あるとき腹が減ったから食べて帰ろうと食堂に寄りました。過去に食べることに対して苦手意識を持っていたので、嫌だなぁと思いつつも断れずに食べようとしましたが、先輩の奢りということもあって一口目で喉が細くなる感じがしました。
奢ってもらったのにすいません!と言いながら残した思い出があります。先輩の『なんで食べないの?』と怒りでもなく呆れた様子の表情がさらに自分の恐怖症を確立させた出来事となりました。
会社の上司(社会人)
社会人になって会社員になると今まで避けてきた会食に嫌でも参加しないといけなくなりました。
新年会や忘年会、慰安旅行などにおさまらず歓迎会や送別会。GWやお盆休み前などにも誘われます。
何回か行ったことのある場所で隣の席に気の許せる人がいればなんとか緊張しないで食べることができるのですが、毎回そうではありません。特に慰安旅行なんかは行ったことがない場所がほとんどで、上司が隣に座って、もっと食べろよ。と、言ってこられた時には、御飯時が近づいてくるだけで緊張が始まります。そうです、このような状態が予期不安と呼ばれるものですね。
やはり不安に思うことがあると発症してしまいますね。仕事仲間なのでご飯もまともに食べられない姿を見せたくない。それを見せてしまったら、仕事で何かしら悪い影響があるかもしれない。最悪いじめられる可能性だってある。とか考えてしまうわけですよ。負のループですね。
これらの共通点
どうやら、苦手な人には共通点があるようだね。
それが分かれば、事前に対策が出来たり相談なんかも出来るようになるね。
そうだね、症状が出そうだなっていう人が分かるようになると、改善に向かって一気に前進するよ!
大丈夫。を増やしていくことが大事なんだ。
自分が上位に立てない相手
まとめると自分が上位に立てない相手を苦手とする場面が多いですね。
こちらが食べきれない時に『今日はこれ以上食べられないや、お腹いっぱいだ』と、言える相手の時は発症しないのです。そう言えない相手の場合や状況によって発症します。
ここまで読んでくれている人は付き合いで会食を迫られるたびに辛い思いをしているはずでしょう。
上司とでも会食できる方法
上司と会食できるようになったの?前はダメだったよね?
前はダメだったけど、出来るようになる方法があるんだ。
ダメだった店にまた行く。これなら大丈夫。を増やしていく。
かえって1人だと平気っていう人は1人で同じ店に行ってみよう。そして食べ切れるメニューを探します。食べ切った場合には次に上司が一緒でも、前回このメニューは食べ切ったんだ、という過去の実績が安心感となります。安心出来ていると上司と一緒でも食べ切れる安心感から食事のことで変なことを言われて傷つくような心配もしなくなり完食できるようになります。1度でダメな場合は何度か試してみます。
1人だと不安だっていう人は理解してくれているパートナーや会食恐怖症のことを打ち明けて理解してくれている友人を誘って行ってみましょう。
これなら大丈夫。というのを増やしていくわけです。
友人と一緒の時に、このメニューは完食できた。
1人でも前に完食できたメニューなら食べられそう。完食できた。
前に完食できたメニューなら上司とでも大丈夫そう。完食できた。
という流れが出来てくるわけです。
私も会社で今度出張があります。会社の人と昼食や晩ごはんを一緒にしないといけなくて今から不安ですが、少しづつ改善しています。皆さんもこれなら大丈夫。をぜひ増やしていって会食を楽しくできるように頑張っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。