小学生の頃、自分が他の人と会食をすると気分が悪くなることに気づきました。それから中学校、高校と成長するにつれ、普通に成長していきます。
そうです。他人と食事をすること以外はです。
中学校に入ると体も大きくなり給食で残すということはあまりなくなりました。小学校ほどの苦しみはなかったですね。
小学校の時に経験した食事への恐怖の記事はこちらです。
気になった方はこちらも読んでいただけると嬉しいです。
他にも会食恐怖症に関連した記事はこちらです。
このような人に読んで欲しい
・会食が苦手で友人に誘われても嘘をついてでも断ってしまったことのある人
・友人を作りたくても会食が嫌で一定の距離を置いてしまっている人
・周りに会食が苦手だと言っている人がいる人
この記事を最後まで読むと
・会食が苦手でも友人は作れる
・乗り越えた先の友人は親友となる
会食が苦手だとコミュニケーション不足は仕方がない
新しいラーメン屋ができたんだ。学校の帰りに食べに行かない?
あ、今日バイトあるから無理だわ。
また嘘をついてしまった。本当は今日バイト休みなんだよね。
学生時代、数人の友人にご飯を誘われた事があったのだが、その度に用事があるからなどと言って断ってきた。そうするうちに、だんだん誘われなくなってくると、いよいよ付き合いもなくなってくる。そんな学生時代でした。
コミュニケーションを取れない、取りづらい理由として次の2点が考えられる。
変わっている人に思われたくないので、症状があることを黙っている
自分が会食恐怖症ということを隠して友人と付き合っている場合です。
一緒に外食に行っても少ししか食べないか全く食べられなかった場合に、今まで仲の良かった友人たちとの関係が壊れてしまうんじゃないか、と思ってしまい、回避行動を取ってしまう。
そして、回避行動を続けて行くうちに段々と誘われなくなります。それはそうですよね、『あいつは誘っても一緒に来ないよ』と仲間内で共有されるんですから。そうなるとこちらから会話をすることも、なんとなくためらうようになってしまいます。いかに会食というものが大事で、一緒に会食をしない。という選択肢は同時に友人との付き合いをしない。とも置き換えられるほど影響のあることだと思っています。
ただし、これは友人に会食恐怖症だということを隠している場合です。勇気を持って打ち明けた場合には同じ結果にはならない可能性があります。
食事でのコミュニケーションが苦手なので友人を作ることに積極的になれない
これも会食恐怖症だということを隠している場合になります。
仲が良くなってくるとやはりコミュニケーションとして会食の機会が必ずやってきます。友人宅に遊びに行くときは、ご飯の出そうな時間を避けたりしてもご飯の準備がしてあったりすることもあるので、前もってご飯を食べて行くからと連絡を入れたりしていましたね。
会食恐怖症だと打ち明けるという手段
さて、これまでは会食恐怖症だということを隠していた場合のものでした。では、打ち明けた場合にはどうなっていくでしょう。
実は会食が苦手なんだよね。
そうなの?よくわからないけど、別に平気だよ。
思っているよりよく食べる食べないは気にされていない
よく、あの人はめっちゃ食べるよ。とか聞くと自分にも求められているんじゃないかと思ってしまいますが、会食恐怖症で悩んでいることを素直に相談をすると、食べる量なんて人それぞれなんだから気にしなくていいと言われました。ハッとしましたね。昔のように残すなよ、とかそれしか食べないのか?とかいう人はいなくなってきている様に思います。
今思えば、食べない人だからダメだ。とか仕事ができない。とかいう人はいませんよね。みんな自分が満足できればいいと思っているので、他の人の食べる量なんてそれほど気にしていない。そう思います。
打ち明けた結果残っている友人は親友だということ
この記事を書いている今日も私は職場の1人に会食苦手なんだよね、と伝えました。職場のほとんどの人に伝えてあります。隠していることが不安になってしまうので、不安を無くす意味でも伝えるようにしています。
隠して生活を送るより何人かに打ち明けて、それでも付き合ってくれてる友人を探しましょう。打ち明けて離れていく友人はそれまでの人だったんだと見切りをつけ、開き直るしかありません。そして残ってくれている友人がいたとしたら、その人とは楽しく会食をできる仲であると私は思います。
私は学生時代に打ち明けることはしてこなかったので、その頃の友人は全くいません。学生の時の友人は一生の宝になります。今学生で悩んでいる人がいたら、打ち明けてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでも悩んでいる人が幸せになりますように。