会食恐怖症

会食恐怖症で引きこもりと就職を繰り返していた過去からの脱出 収入面での不安

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会食恐怖症が原因で引きこもりを経験した人、いるんじゃないでしょうか。

私もそうだった時があります。その時は周りに理解してくれる人がいなく、自分は一体なんなんだ。と、自問自答し、正解を出せずにイライラしては家族に心の無い言葉を浴びせ、毎日の気持ち悪さと戦っていましたね。まさに鬱でしたねー。

今回の記事はその時の自分に言いたい事を書いていきます。

私を苦しめた会食恐怖症の記事はこちら

こういう人に読んで欲しい

・引きこもった経験があり辛い思いをした

・社会に出るきっかけが欲しい

・冷たい態度をしてしまい後悔。家族に謝りたいと思っている

就職しても人間関係が作れずにすぐ退職

ティラノ

誘っても来ないから聞かなくていいや。

みんなは食事会か。僕は誘われていないなぁ。

ちどり。

仕事以外のコミュニケーションが出来ない

仕事について質問をしたり答えたり会話のキャッチボールは出来るけど、会食をしたくないのであまり仲良くならないために距離を作りプライベートでの付き合いは断っていました。

仕事仲間でボーリングやカラオケ、ドライブなど月に2〜3回いろんなところに誘われます。今は時代も変わって頻繁に誘われるということも無くなったのかな?

どちらかというと仕事より仕事外のコミュニケーションの方が大事で、これが出来ないと誘ってもらったけど断ってしまったという罪悪感があり、仕事の時に質問があるときでも聞きづらい状況になっていました。

誘っても来ない人というレッテルを貼られる

会食に誘われることが嫌なので、会食があるような誘いは断ります。そうするうちに誘っても来ないから、と思われ誘われなくなってくる。こちら側からすれば誘われない方がいいんですが、周りは付き合いの悪いやつ、とか、せっかく仲良くなろうとしてるのに、とか思っているんでしょうね。

仕事のことでもなんとなく蚊帳の外のような気がしてくる

仕事の外でも食べに行ったり遊びに行ったりしている人たちは仕事でも連携が取れています。仕事で質問したい時に、ニコニコ笑いながら会話しているところに入っていくのは結構勇気がいります。2人で笑いながら話をしていて、質問で割って入ったところもう1人は去っていくみたいなね。気まずい。

そうなっていくと自分は仲間に入れてもらえない(自分から距離を置こうとしている)。連携がうまく取れず仕事がスムーズにこなせない。職場の中で孤立していきます。自分から距離を取っているので当然のことなんですが、あからさまに仲間外れみたいにされると、自分って必要ないんじゃないかな?とか思い始めるわけですよ。仕事にも身が入らず退職するという決断になってしまいます。

お金の不安で体調不良に

お金がないなぁ。仕事をしていないから当然なんだけど。

ちどり。

収入がないことに不安を感じてしまう。

少しでも食べると気持ちが悪くなってしまう。

ちどり。

収入がなく不安になってくると家の中でも食べ物が食べられなくなる

収入がないことでこれから先の生活がどうなるのか。という不安で本当なら安心できる自宅の環境でも発作が出るようになります。家族の誰かが生活費を補ってくれる場合はまた違うと思いますが、それでも罪悪感が生まれるようになり、それも不安材料になるかもしれませんね。

家族にイライラをぶつけるようになる

就職しても長続きせず、自宅にいても少しのご飯も食べられないほど体調が悪くなりました。

就職したいのに体調が悪くて外出ができない。だからと言ってこのまま家で休んでいてもお金に関する不安がなくならないので体調がよくなることがない。といった負のローテーションに陥ってしまいます。

そして、自分を責めるようになり、イライラの矛先が家族にも向かうようになりました。

お金の不安を改善するには就職することなのだが

根本的な不安を取り除くことが症状を抑えてくれます。

今回の不安は生活費なので就職をして働くということが近道になりそうです。

ですが辿り着くまでにご飯が食べられない、移動手段が制限されているので外出できない、そもそも体調が良くない、などで道のりは簡単ではありません。

だからと言ってこのまま自宅で過ごしていても良くなることがない以上、少しでも外出する練習をして、ここまでの移動なら大丈夫だ。という大丈夫なことを増やしていきました。

この積み重ねで徐々に行動範囲を広げていきましょう。ただし、絶対に無理をしないことが条件です。気持ちが悪くなりそうになったらいつでも中断しましょう。

仕事の中身より人間関係で仕事を選ぶ

会食が苦手です。物言いの強い人がいると症状が出るかもしれません。

ちどり。
ティラノ

そういう人はいないから安心して。昼食もみんな弁当を持ってきているよ。

この仕事がやりたいだけでは長続きしない

就職先についてですが、自分のことをきちんと面接時に伝えます。就職が決まったものの不安のある業種や会食での接待が多いなど、負担のある仕事だと長続きしません。体がボロボロになってしまいます。面接官にこういう状況で症状が出ます。など細やかに説明することで就職した後に周りに迷惑をかけてしまうということがなくなります。もし周りに迷惑がかかったとしても、面接の時に話をしたから自分は悪くない、と割り切ります。悪いのは面接官です。と言い切れます(笑)

周りの人に感謝をすると自分に戻ってくる

怒鳴ったこともごめん。就職が決まったから安心して。

ちどり。
あおいろ

よかった!本当によかった!

家族に感謝できるようになる

自宅にいて療養している時にはイライラを家族にぶつけることもありました。それでも社会復帰した時はすごく喜んでくれました。心配して寄り添ってくれていたのに後悔でしかありません。今こうして元気でいられるのも家族の支えがあったからだし、あの時に怒鳴られても我慢してくれた家族には感謝しかありません。

自分に自信が持てるようになる

仕事に就いて収入面が安定してくると体調も良くなってきます。外出しても通勤に慣れてくるから遠出も出来るようになってきますね。遠出ができるようになると外食にも挑戦したくなってくるはずです。そうして出来ることを増やしていくと、これもできる、あれもできる、と自分に自信がついてくるので、今まで負のローテーションだったものが正のローテーションになります。

まとめ

収入面での不安が症状を悪くする原因だったため、いくら自宅で療養しても改善はしない

この場合は就職するのであれば少しづつ外に慣れていき、理解してくれる会社や同僚を探す。もしくはパソコンが使えるなら自宅でリモートワークという手もあるので、必ずしも外に出る努力をしなければならないということではありませんね。

まずは不安を取り除くことが重要になります。今回の場合は収入面なので就職するか、リモートで仕事をするか、という選択肢になります。自分の収入が生活に直結するという人はプレッシャーを感じてしまいますよね。自分がそうでした。

就職に関しても人によっては向き不向きがあったり、職場に怖い人がいたりするなど、それも就職してみなければわからないこともたくさんあります。ですが見守ってくれていた家族がいます。感謝できる気持ちもあります。就職に失敗しても次に繋がれば失敗ではなくなるので、うまくいくまで挑戦しましょう。

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